全国学力テストの今年度の結果が29日に公表されました。愛媛は小学生が全国16位と昨年度より上がった一方、中学校は27位と下がりました。平均の正答率は多くの教科で全国を下回り、県は授業の改善に努めたいとしています。

今年度の全国学力テストは、小学校6年生と中学校3年生を対象に全国一斉で4月18日に行われ、愛媛県は小学校と中学校のあわせて392校が参加しました。

愛媛県の結果は、小学校は国語と算数の総合順位が16位で昨年度の18位から上がりました。この一方、中学校は国語と数学の総合順位が昨年度の24位から27位に下がり、現在の出題形式になった2019年度以降で過去最低になりました。

平均正答率は小学校の算数をのぞいて全国平均を下回り、特に中学校の国語は全国平均との差が広がっています。

県教育委員会は小中学校の全般で読解力が低下していると分析。平均正答率が全国を下回っているのは課題とし、授業の改善に取り組むとしています。

また学習習慣も平日の1日で1時間以上勉強している児童生徒は小学校が60.1%、中学校が61.1%と直近の5年間で最低になり、自ら学ぶ習慣の定着へ家庭とも連携したいとしています。

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