新型コロナウイルスの患者数が全国的に増加していることから、秋田県医師会は31日、秋田県内でも「第11波に入ったとみられる」との見解を示した。感染対策を強めるとともに、暑さが厳しくなる今後は熱中症にも注意するよう呼びかけた。

県医師会の小泉ひろみ会長は、新型コロナウイルスの県内の患者数が4週連続で増加しているため、第11波が始まったとみている。患者数は今後も増える見通しだ。

医療機関の入院病床は逼迫(ひっぱく)していないが、お盆期間中に感染し、その後受診する患者が増えることが懸念されている。

小泉会長は、症状がある時はマスクを着用して、こまめに換気するなど、基本的な感染対策を呼びかけた。

さらに、今後は暑さが厳しくなる予報で、県医師会は「先週からの大雨で気温が低い状態に体が慣れているため、急激な上昇で熱中症のリスクが高まる」として、対策を求めている。

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