子供の熱中症を防ごうと、顔の表情などをAIカメラが読み取って熱中症のリスクを判定する実験が、仙台市内の児童館などで始まりました。
仙台市若林区の荒井児童館です。
記者リポート
「こちらが今回設置されたカオカラです。このようにカメラの前に立ってボタンを押すだけで熱中症リスクを判定することができます」
「カオカラ」は顔の表情や汗の状態などをカメラで読み取り、熱中症のリスクを4段階で知らせます。8月5日は元気に体を動かして汗を流した子供たちがさっそく熱中症のリスクを確かめました。
「カオカラ」はこれまでは主に建設現場などで活用されてきましたが、今回の実証実験では子供の熱中症を未然に防ぐことを目的に、仙台市内6つの児童館や児童クラブに設置されました。
荒井児童館 稲村友紀館長
「十分に気を付けて見てはいるんですけど、それでもそのあとに具合が悪くなってしまうというリスクを下げる意味でも、活用できるかなと考えている」
実証実験は9月30日まで行われます。
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