岩手県は8月5日、奥州保健所管内の保育施設でノロウイルスよる感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。
園児や職員など計22人が嘔吐や下痢等の症状を訴えているという。

県によると、8月1日に奥州保健所管内の保育施設(園児110人・職員48人)から、複数の園児と職員に嘔吐や下痢、発熱等の症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、7月27日から31日にかけて園児18人と職員4人の計22人に嘔吐や下痢、発熱等の症状があったことがわかった。

保健所が調べた結果、症状のある2人からノロウイルスが検出された。

重症者はなく、いずれも回復に向かっているという。

岩手県は感染対策として、調理前や食事前には石けんで十分な手洗いを行うことや、嘔吐をした場合は、部屋の換気を十分に行いながら、マスクや使い捨て手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒することなどを呼びかけている。

※奥州保健所管内は奥州市・金ケ崎町

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