「仙台七夕まつり」は、伊達政宗が仙台藩主だった400年以上前から続くとされる東北を代表する夏祭りの一つで、市内の商店街は色とりどりの吹き流しや短冊など1500本を超える七夕飾りで彩られています。
このうちデパートの前には市内184の小中学校や特別支援学校などの子どもたちが、東日本大震災からの復興の願いを込めて作った7万8000羽の折り鶴が飾られ、ことしは能登半島地震の復興の願いも込められています。
また、近くには石川県の旗の色にちなんだ青と白の吹き流しも飾られ「能登のみなさんが元気になりますように」などのメッセージもつけられています。
会場は多くの人でにぎわい、写真を撮ったりじっくりと眺めたりして楽しんでいました。
群馬県から初めて家族で訪れたという11歳の小学生の女の子は「鶴のグラデーションの飾りがきれいでした」と話していました。
静岡県から夫婦で訪れた70代の男性は「たまたま用事があって仙台を訪れ、初めて七夕飾りを見て感動しました。ゆっくり見たいです」と話していました。
「仙台七夕まつり」は8日まで開かれ、およそ200万人の人出が見込まれています。
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