2024年4月から労働時間の上限規制が適用された建設業。その建設業界の長時間労働を防ごうと、労働局などが8月6日、高松市で企業や業界団体に対し要請活動を行いました。
要請は香川労働局と四国地方整備局が合同で行ったもので、労働局の栗尾局長が工事を発注する側の企業や建設業の業界団体などの代表に要請書を手渡しました。
建設業を巡っては2024年4月から労働時間の上限規制が適用され、残業時間が最大で年間720時間に規制されました。要請ではこの点を踏まえて長時間労働の防止のため適正な工期で発注・受注をすることなどを求めています。
(香川労働局 栗尾保和局長)
「働く人の健康を守るのが第一で、そのために働き方改革にしっかり対応してもらいたい。4月から時間外労働の上限規制が適用されたが、それから少し経っているのでこれを機に改めて呼びかけをしたい」
人手不足など抱える課題の多い建設業界、長時間労働の防止は課題解決に向けた第一歩となりそうです。
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