静岡大学と浜松医科大学の統合・再編をめぐり、静岡県西部の市町や経済界などでつくる「期成同盟会」の会合が8月6日 8カ月ぶりに開かれましたが、静岡大学の日詰学長は出席しませんでした。
再編・統合をめぐっては、浜松医大側が合意書通り「1法人2大学」を求める一方、静大側は1つの大学に2つの分校を置く「1大学2校」案を正式案に決定し、協議はこう着状態が続いています。
こうしたなか、6日 期成同盟会の会合が8カ月ぶりに開かれましたが、静大の日詰学長は欠席し代わりに事務局がホームページを参考に静大側の案を紹介しました。
一方浜松医大は、今野学長がこれまでの経緯とともに「2つの大学にして先鋭的になり新産業の創出などにもつながる」と主張しました。
期成同盟会 会長・中野祐介 浜松市長:
元々の合意書に沿った統合再編を進めてもらうことが大学や地域にとっても一番望ましい姿だと思っているので、その方向に向けて再び動きが起こるように我々としても後押しをしていきたい
期成同盟会の会長を務める浜松市の中野市長は、今後日詰学長が説明する場を設け直接考えを聞く方針を示しています。
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