静岡にある巨大なプールで、水の中を優雅に泳ぐゾウの姿。
頭から勢いよく潜り、一度頭を出すと、また勢いよく潜ります。
さらに別の日には、母親の後ろを子どもが追いかけるような形で、親子一緒に泳ぐ姿も。
この映像は、多くの動物たちが住む富士サファリパークがSNSに投稿。
普段は陸の上でのんびりとしているゾウの水泳に、「泳ぐ姿初めて見た!」「気持ち良さそう」などの声が。
その中に、「ゾウは水が鼻に入って、ツーンと痛くならないのかな?」という素朴な疑問を持った人がいました。
確かに、ゾウの長い鼻も全て水に漬かっていて、途中、鼻から水を吹き出す様子も。
プールなどで多くの人が経験したことのあるツーンとしたあの痛みを、ゾウも感じているのでしょうか?
富士サファリパークの広報担当によると、「ゾウは水を飲む際も鼻から水を吸って口に移して飲むが、奥まで入らない限り痛くない。5~10リットルぐらいは鼻に入るのではないか」とのことです。
野生のゾウは川を泳いで渡るため、本来、泳ぎが得意な生き物。
犬かきならぬ“ゾウかき”でスイスイ。
水面から鼻だけを出して息継ぎをする姿は、まるでシュノーケルをつけて泳いでいるようです。
ゾウたちにとっても暑い夏。
日々、プールに涼しさを求めるのは人間と変わらないようです。
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