10日から最大9連休のお盆休みを迎える方もいらっしゃる中、、旅行や帰省で自宅を空ける機会も増えてきます。そこで大切なのが家の防犯対策です。休みの前にやっておくべきことを防犯のプロに聞きました。合言葉は「走るカレー」です。
10日から12日は振替休日も含めた3連休。さらに次の土日まで休みが続くと、2024年のお盆休みは最大9連休!長い休みを利用して、帰省や旅行など長く自宅を空ける方も多いのではないでしょうか。長期不在時に知っておきたい住まいの防犯対策を「防犯のプロ」に聞きました。
セコムIS研究所・濱田宏彰研究員:
分かりやすいフレーズでお伝えできればというところで、セコムとして「走るカレー」という言葉を作らせていただきました。最後の「え」は伸ばさない「え」なんですけど。
防犯のカギは「走るカレー」!注意すべき6つのポイントを頭文字でまとめたフレーズです。
セコムIS研究所・濱田宏彰研究員:
『は』は、配達物ということで、ポストに溢れていると留守ということがバレます。次の『し』は、在宅中というのは真っ暗じゃないですか、照明をつけるということ。
「は」は配達物を止めておく。
「し」は照明のタイマー設定で在宅を装う。
「る」留守番電話の応答は「在宅中」またはスマホ転送に設定。
「か」は鍵をきちんと掛ける。
「れ」は連絡を親しい近所の人や近くの親族にしておく。
「え」はSNSの投稿は帰ってから。
この頭文字を取って「走るカレー」!
多くは家を空けていることを分からせないための対策です。中でも最も重要なのが「か」の鍵をすることだといいます。
セコムIS研究所・濱田宏彰研究員:
今、泥棒の手口として、鍵がかかっていないところ、無施錠箇所から侵入するというものがかなりの割合を占めております。これをやることだけで、泥棒に狙われない対策になる。
泥棒のほとんどが侵入に5分以上かかる場合は、犯行を諦めるとされています。
1つのドアには2つの鍵を。窓に補助錠をつけておくと安心です。
セコムIS研究所・濱田宏彰研究員:
犯罪者というのは手当たり次第におうちを狙っているわけではなくて、ここはできそうだなっていうところを狙ってくる。その候補に挙がらないようにしましょう。
「走るカレー」以外にも最も簡単にできる防犯対策は、家の外、周りをきれいにするということだそうです。家の周りが荒れているというだけで、犯罪者に目を付けられやすくなるといい、掃除してから出かけると良いかもしれません。
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