熊本県庁の防災センターで22日朝、地震を想定した職員の参集訓練が行われました。
訓練は「午前6時、日奈久断層がある八代海沖を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生。八代市や上天草市で震度7の揺れを観測し大津波警報も発表されている」との想定で行われました。
職員には事前に実施の日時を伝えない抜き打ちの訓練でしたが、連絡を受けた職員が次々と登庁していました。
訓練開始から約20分で木村知事も防災センターに駆け付け、被害状況などの確認を行った後、陸上自衛隊・第8師団に災害派遣要請を行いました。
訓練を終えた木村知事は「訓練を機に今一度行政の災害対応の役割を再認識してほしい」と訓示しました。
防災センターを使った初めての職員参集訓練では対象となる職員の約6割の2209人が1時間以内に集まったということです。
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