2026年度から男女共学となる盛岡白百合学園高校(岩手・盛岡市)の生徒たちが、共学化をテーマとした短編映画を制作することになり、8月8日に撮影が行われました。

盛岡白百合学園高校では放送部を中心に共学化をテーマとした短編映画を制作することになり、8日は予告編の撮影が行われました。

シナリオや撮影は10年以上県内の高校の放送部向けにセミナーを開いている東京の制作会社所属の井手広法ディレクターが務めます。

物語は突然、在校生に共学化が知らされたなか、1人の男子生徒が体験入学に来るというコメディー。

8日は男子生徒の登場後、教室がざわつく場面や、盛岡市中心部で生徒が共学への本音を明かすシーンを撮影しました。

2026年度から始まるこの学校の共学化は生徒数の減少を受けたもので、映画には生徒が抱く期待感や寂しさも表現されています。

盛岡白百合学園高校放送部 ブラネン愛那部長(3年)
「男子が入ってきても変わらない白百合で、親しみを感じてもらえればうれしい」

制作会社「いまココ」 井手広法ディレクター
「盛岡白百合が変わるこのタイミングで『何とかしなきゃ』という先生と生徒たち。彼女たちが一生懸命演じて、その気持ちが県民の皆さんに伝わったらいい」

今後は予告編の公開に合わせて寄付金を募り、2024年度中に1時間ほどの映画を制作する予定です。

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