名古屋市千種区の東山動植物園で、8月10日から恒例の「ナイトZOO&GARDEN」が始まります。1日夜の事前公開では、動物たちの普段は見られない、意外な一面が見られました。

名古屋は2日も最高気温38.5度を観測するなど、厳しい暑さが続いています。東山動植物園では10日から「ナイトZOO&GARDEN」が始まりますが、1日夜は気温が30度を少し下回り、少し過ごしやすくなっていました。

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動物たちも、アシカは暑すぎる昼間は上がってこない岩場で遊び、インドサイも水浴びを楽しんでいます。

このイベントは毎年夏休みに開催され、2023年は7日間で13万5千人以上が訪れました。

昼間とは違う動物たちの姿に出会えるのが人気の理由で、長い足を使って軽快に走るアミメキリンは実は足がとても速く、時速50キロぐらいで走れます。

アカカンガルーも昼間はぐったりと地面に横たわっていますが、夜はピョンピョンと跳ね回ったり、仲間とじゃれあったりしています。

そして、人気者のコアラは普段は木の枝につかまってほとんど動きませんが、夜になると、枝の上を歩いている姿が見られます。

東山動植物園の担当者:
(コアラは)基本的には夕方から明け方にかけての方がよく動く動物ではあるので、普段日中は寝ていることが多いですけれども、多少動きが見られると思います。

コアラは1日20時間ほど眠っているといいますが、夜やエサやりの時には、走ったり、木から木へ飛び移ったりすることもあります。

東山動植物園の担当者:
暑い時間帯は涼しい室内と自由に行き来していることが多いので、そもそも屋外で見られない動物がたくさんいる。そういった動物が「ナイトZOO」では多少活発に動く姿が見られるのではないかと思います。

東山動植物園の「ナイトZOO&GARDEN」は、8月10日から18日(13日と16日を除く)の7日間行われ、開園時間が午後8時半まで延長されます。

(東海テレビ)

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