ケアマネジャー向けの情報サイト「ケアマネジメント・オンライン」(会員約10万人)は13日、子育てと介護が重なる「ダブルケア」の実態を探った全国調査の結果を公表した。内容はホームページ(https://www.caremanagement.jp/news/detail/26954)で閲覧することができる。
調査は、情報サイトを運営する介護・ヘルスケア事業会社「インターネットインフィニティー」(東京都)と毎日新聞が共同で実施。3~4月、サイトを通じてダブルケア家庭を担当した経験や各家庭の生活への影響、支援の課題などについてアンケートしたところ、全国のケアマネ722人が回答を寄せた。
調査結果を分析した結果、回答したケアマネの約6割が過去にダブルケア家庭に直面していたことが明らかに。ケアマネが本来の介護支援にとどまらず子育て支援も迫られ、「シャドーワーク」と呼ばれる無償労働にさらされている実態も浮き彫りになった。【井手千夏】
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子育てと介護をいっぺんに迫られる「ダブルケア」は、超高齢社会や晩婚・晩産化を背景に働く世代を中心に広がっています。毎日新聞社会部ダブルケア取材班のメール(doublecare@mainichi.co.jp)までご意見や体験をお寄せください。
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