東京都が開設した新型コロナウイルス後遺症の専用サイト

東京都は13日、新型コロナウイルスの後遺症に関する情報をまとめた専用サイトを開設した。後遺症についての情報や、受診可能な医療機関を検索できる。複数のページに点在していた情報を一元化した。今夏もコロナの感染が広がるなか、後遺症に悩む人を情報面で支える。

サイトでは、所在地や症状から後遺症に対応する病院やクリニックを絞り込める。地図上からの検索もできる。医師らによる後遺症の解説動画や、後遺症に悩む人が治療と仕事の両立ができるよう企業向けのリーフレットも載せる。

後遺症には倦怠(けんたい)感や味覚・嗅覚障害、記憶力の低下など様々な症状がある。東京感染症対策センターの調査では感染から2カ月以上、後遺症を疑う症状があったと回答した人の割合は2月時点で23%だった。症状があった人のうち、日常生活への支障が「非常にあった」と「ややあった」と回答した人の割合は87%にのぼった。

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