8日の地震で震度6弱を観測した宮崎県日南市では、今回の地震で被害で出た家庭ごみの片付けを手伝うボランティアが活動を始めました。
日南市でボランティア活動をしているのは、日南市社会福祉協議会にボランティア登録をして派遣された2人です。協議会では12日から、災害ごみの片付けが自力でできない市民からの受付を始めていて、13日午後3時時点で14件の依頼がきています。
2人はまずマンションの上層階に住む家庭を訪れ、壊れた本棚などを1階のゴミ置き場まで運びました。
(要請した市民)
「ありがたかった。本当に、よく来ていただけたなと思っています。」
(ボランティアの女性)
「身近で大きな地震だったので、被害が出ると思ってはいたんですが、やはりご高齢の方は大変だなという所で、力になれればと思いました。」
また2軒目の住宅では、屋根から剥がれ落ちた瓦を片付けました。
(ボランティアの男性)
「高齢化社会だから少しでも。私も高齢者だけど、出来るだけ、少しでもお助けできればという感じですね。」
社会福祉協議会では当面の間、自力で片付け作業が出来ない市民からの要請に応えていくことにしています。
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