長崎市筑後町にある寺の墓地では、強い日ざしが照りつける中、午前中から家族連れなど多くの人たちが墓参りに訪れました。

墓石に水をかけて丁寧に掃除をしたり、菊やほおずきなどを供えたりしたあと、静かに手を合わせて亡くなった人たちをしのびました。

長崎県では、中国の文化の影響を受けて、お盆の墓参りで魔よけのために爆竹を鳴らす風習があり、午後には墓の前で爆竹を鳴らして供養する姿がみられました。

長崎市の20歳の男性は「亡くなった祖父母には仕事を頑張っていることを伝えました。楽しく過ごしていることが爆竹や花火で伝わればうれしいです」と話していました。

15日は、長崎県内の各地でお盆の伝統行事「精霊流し」が行われ、この1年に亡くなった人の霊を「精霊船」にのせて爆竹を鳴らしながら華やかに送り出します。

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