中高生が模擬裁判などを通じて司法制度について学ぶ「ジュニア・ロースクール」が13日、宮崎地方裁判所で開かれました。

このイベントは県弁護士会が開催したもので、県内の中高生55人が参加しました。

模擬裁判では、男女間のトラブルによる殺人未遂事件を想定し、凶器の証拠調べや被告人質問などを実演。

生徒たちは、裁判の争点である「殺意の有無」について討論し、殺人未遂罪が成立するか考えました。

(参加した生徒は)
「たくさん証拠があったけど、その中から有力な証拠を見つけるのが難しかった」
「みんないろいろな意見があって、被告人の心情、被害者の心情にも寄り添って考えないといけないことを痛感しました」

県弁護士会では、「刑事裁判を通して物事を多角的に考える力を身につけ、実社会での問題解決につなげてほしい」としています。

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