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 9月に行われる自民党総裁選を前に、岸田文雄総理が立候補しない意向を固め、14日に発表した。同日、石破茂元幹事長は訪問先の台湾で、立候補に必要な推薦人20人が集まれば出馬する意向を明言。茂木敏充幹事長は、麻生太郎副総裁と都内の飲食店で対応を協議したと見られるなど、「ポスト岸田」候補の動きが一気に加速している。『ABEMA Prime』に出演した「2ちゃんねる」創設者のひろゆき氏は、同番組で石破氏、茂木氏などと番組で対談したことを踏まえつつ「茂木さん確定でしょうがないという感じ」「謎の期待感を求める意味なら小泉進次郎さんも面白い」と私見を述べた。

【映像】自民党総裁選の注目候補6人

 番組で「ポスト岸田」として注目したのは小泉進次郎元環境大臣、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル大臣、茂木敏充幹事長、小林鷹之前経済安全保障担当大臣、高市早苗経済安全保障担当大臣の6人だ。まず、岸田氏の立候補見送りについてひろゆき氏は「僕は岸田総理を結構評価している。アベノミクスでひたすら円安路線というのを、いつか止めなきゃいけなかった。止めると株価が下がるのはみんなわかっていたが、それを8月にやった。だけど株価が下がれば次は総理をできない。それを自分の総理大臣という命をかけてやって、きちんとアベノミクスを総括するというのは必要な行為だったので、そういう意味ではちゃんと頑張ってくれた」と語った。

 では「ポスト岸田」は誰だと見ているのか。「派閥の論理的な、長老の人たちによるやり方をわかっているのが茂木さんしかいない。小泉さん、石破さん、河野さんはおもしろいけれど、票が割れてしまうので、もう茂木さん確定でしょうがないよなという感じ」と、展望を予想した。”新たな自民党”を求める声も多いが「たぶん党員は変えたいと思うだろうけど、国会議員は自分たちのポジションを維持したいので、国会議員が茂木さんを持ち上げて今まで通りの自民党という感じになると思う」と予想した。

 国民からは待望論が強い石破氏については「哲学もあるし尖ったことによって敵を作るタイプなので面白いとは思うが、自民党内の国会議員に指示されないので難しい」と指摘。「小林さん、小泉さん、河野さん、石破さんも『この人たちが、総裁になったら面白いと票が分かれてしまうので、今まで通りがいい人は茂木さんか高市さんになり、そうして茂木さんが1人勝ちになる』とも述べた。

 その上で、期待を寄せたのは小泉氏だ。「景気は悪いし、日本経済もよくならない、でも何か変わるかもしれないという謎の期待感が今は必要。そう考えると若手の小泉進次郎さんは面白い」としていた。
(『ABEMA Prime』より)

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