24日から環境省が全国で「熱中症特別警戒アラート」が開始されるのを前に、福岡県太宰府市で22日、運用に向けての会議が開かれました。
太宰府市では去年、気温35℃以上の「猛暑日」が32回観測されるなど厳しい暑さが続きました。
今年は、環境省による「熱中症特別警戒アラート」の運用が24日から新たに始まるのを前に、市長や関係者がアラートが出た際の連絡体制などを確認しました。
このアラートは、福岡県内の情報提供地点12カ所全てで、翌日の暑さ指数が35に達すると予測される場合に、午後2時ごろ発表されます。
太宰府市によりますと、発表後に冷房設備を備えるクーリングシェルターとして、市役所を中心とした17の公共施設を利用できるよう調整中だということです。
◆太宰府市 楠田大蔵 市長
「涼しいところを公共施設として開放して、(高齢者など)比較的弱い立場の方が活用できるように詰めていきたい」
太宰府市は、外国人観光客のために多言語でも熱中症情報を発信したいとしています。
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