福岡県芦屋町で地元に伝わる「妖怪」を集めた企画展が開かれています。

人々に恐れられてきた「もののけ」に、海に現れるという「あやかし」たちー。

会場には広島県の「三次もののけミュージアム」から特別に借り受けた物を含め、芦屋町に伝わる「妖怪」に関する史料約100点が展示されています。

海辺の松林で行く手を阻んだという妖怪「ぬりかべ」。

よくイメージする四角い壁ではなく、狛犬のような姿をしています。

その他にも天狗やカッパといったおなじみの妖怪が地元に残る伝承と共に紹介され、「もののけ」や「あやかし」が人々の身近に存在していたことを実感できます。

◆芦屋町歴史民俗資料館 山田克樹学芸員
「自分のいるところ、そこにもいろんな伝説がある。いろんな歴史がある。それが妖怪によって結びついている。そういうところを見てもらいたい」

妖怪を通して地域の歴史をひもとくこの展示会は9月16日まで開かれています。

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