きのう(18日)夜、鮭川村の庭月観音で、7月の大雨で浸水を免れた灯ろうが奉納された。

鮭川村の庭月観音で、境内に並べられた約750体の灯ろう一つひとつに火が灯された。

(村内から)
「一緒に寺の掃除もやって、きょう(18日)、開催できたことをうれしく思う」

庭月観音は7月の記録的な大雨で一帯が浸水し、お堂にあったお経や絵馬などが泥をかぶった。
しかし灯ろうは運良くほとんどが無事で、本来、送り盆に行う「灯ろう流し」に代えて、ことしは境内に奉納された。
訪れた人は、先祖の霊を慰めるとともに、一日も早い復興を願い手を合わせていた。

(村内から)
「灯ろう流しも見たことがあるが、これもきれいだと思う。先祖も喜んでいると思う。難儀してきれいにして」

庭月観音ではきのうから参拝者の受け入れを再開したという。

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