バレーボールの新リーグ「SVリーグ」への参入が決まったアランマーレ山形の選手・監督が県庁を訪問し、活躍を誓った。午後からは公開練習に臨み、守備などを確認した。
22日、県庁を訪れたのは、アランマーレ山形の北原勉監督と木村友里キャプテンなど選手6人。
北原監督は今年10月に開幕する新リーグ「SVリーグ」に参入することを平山副知事に報告し、活躍を誓った。
昨シーズンは初めて戦ったトップリーグ・V1で勝利を上げられなかったが、平山副知事は「間違いなく実力がある。これからの頑張りに期待している」と激励していた。
(アランマーレ山形・北原勉監督)
「来シーズンのSVリーグではさらにレベルアップして試合に臨むので、県民の皆さんと一緒に戦えれば」
そしてチームは午後から天童市で練習に臨み、その様子を公開した。
課題の守備力強化など、V1での戦いで得た貴重な経験を来シーズンにつなげようと、チーム全体が高い士気に包まれていた。
(アランマーレ山形・木村友里キャプテン)
「今回初めてのV1リーグの戦いで厳しい結果だったが、チームとしては成長できたシーズンだったので、成長した部分はチームとしてしっかり共有しつつ、レベルアップが必要かなと思う」
アランマーレの次の目標は、5月1日に大阪市で始まる「黒鷲旗」。
県勢としては2014年のパイオニア以来、10年ぶりの出場で、Vリーグのほか大学や高校など計16チームが4つのグループに分かれて激突する。
(アランマーレ山形・木村友里キャプテン)
「黒鷲旗が残っているので、今までやってきたトータルディフェンス・サーブなど、リーグの戦いを思い出しながら少しずつポイントを押さえてやっている」
そしてその先にある「SVリーグ」。
女子にはアランマーレを含めて14チームが参戦し、外国籍選手の出場枠が増えるなど、これまで以上のハイレベルな戦いが予想される。
(アランマーレ山形・北原勉監督)
「SVリーグは世界最高峰のリーグを目指すということで、高さとパワーが間違いなく必要になってくる。外国人選手の獲得を考えているが、あとは日本人の組織力をベースにしたいので、外国人と日本人の融合をどうしていくかがポイント」
アランマーレも外国籍選手を獲得する方針を示していて、SVリーグでの活躍に向け今後のチーム編成にも注目が集まる。
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