この催しは、警視庁が20日から開いているもので、SNSなどでメンバーを集め、さまざまな犯罪を繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ」による特殊詐欺の手口や対策について紹介しています。

このうち実際の事件を体験できるコーナーでは、詐欺グループがかけてきた電話の音声を親と一緒に訪れた子どもたちが興味深そうに聞いていました。

また、オレオレ詐欺やカード手交型詐欺の手口を紹介するパネルを見て、見知らぬ人に暗証番号を伝えたりキャッシュカードを渡したりしないことが大切だと学んでいました。

川崎市から訪れた親子は「子どもが1人で留守番するときもあるので、不審な電話が来たときのために家族で合言葉を考えておきたい。きょう学んだことを友達や家族にも伝えたい」などと話していました。

警視庁・特殊詐欺対策本部の岩田利幸対策官は「特殊詐欺について楽しみながら学んでもらうことで防犯意識を高めてもらい、被害を1件でも減らしていきたい」と話していました。

この催しは東京 中央区の警察博物館で、来月1日まで開かれています。

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