愛媛県にある松山城の城山で起きた土砂崩れを受け、2次災害を防ぐための斜面への保護シートの設置が21日に完了する見込みになり、被災した地域の一部に出されている避難情報が40日ぶりに解除されます。

野志市長:
「のり面上部の対策があす8月21日水曜で終了する進捗。この工事完了をもって避難指示を解除します」

松山城の城山で起きた土砂崩れでは2次災害の防止のため、雨から保護するシートを幅60メートル・縦40メートルに渡って斜面への設置を進めています。

野志市長は20日に会見を開き、保護シートの設置が当初の予定より早まり21日に完了する見込みを明らかにしました。この完了に合わせて被災した緑町一丁目の一部に出されている警戒レベル4の避難指示も21日に解除します。避難情報の解除は7月12日の土砂災害の発生以来40日ぶりです。

この一方で緑町一丁目の一部の避難情報は、早い段階で避難の呼びかけができるよう、避難指示の発令基準を今後引き下げて運用するとしています。

20日時点も20世帯33人がホテルなどで避難生活を送るなか、市は自宅が壊れて戻れない世帯について、民間の賃貸住宅の借り上げを調整するなど対応を続ける考えです。

#愛媛県 #松山市 #松山城 #城山 #土砂崩れ #保護シート #工事 #避難指示 #解除 #野志市長 #会見

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。