御前崎市の浜岡原発では22日、大地震で機械などが落下し燃料プールに損傷を与えないよう中部電力が実施した耐震対策を県と市が点検しました。

国の新規制基準では使用済の核燃料を貯蔵する燃料プールに機械などの重いものが落下した場合でも燃料を冷却する機能が損なわれないようにすることが求められています。

22日は、大きな揺れで落下し燃料プールを損傷させる可能性のある設備に対して落下防止対策として取り付けられたワイヤーの設置状況を県と市の担当者が点検しました。

浜岡原発の4号機では2016年に設置が完了していて中部電力は今後3号機と5号機でも同様の対策を行う予定です。

県の担当者は計画通りに設置されているとした上で「引き続き燃料プールに異物が落下しないよう運用の継続をお願いしたい」と中部電力に要望していました。

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