気軽にたこ焼きパーティーを楽しめる店が高知市にオープンした。キーワードは「セルフ式」。さまざまな具材で“タコパ”ができるお店「puLpu(プルプ)」の店長に話を聞いた。

自分で作るたこ焼き店

高知市旭町に6月24日にオープンした、セルフ式たこ焼き店「puLpu」は、カウンター席や6人掛け、8人掛けのテーブル席の他、二人掛けのソファ席もあり、最大35人が座れる。

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店を開いた大西圭介店長(31)は、「自分がたこ焼きが好きなのと、こういうセルフ式のたこ焼き店が高知県にないので、そういうのをやってみたいなと思いました」と話す。

この店の特徴は自分で焼く「セルフ式」。
鉄板には最初から具材が入っているため、焼くことだけに集中することができる。

大西店長:
当店は、たことか具の大きさにこだわっていて、お酒のアテでも食べられるような形にしています。家族連れの方とかカップルとか、焼いて楽しんでもらいながら、おいしく食べてもらえるようにイメージしています。

生地には高知県産のカツオを使った店オリジナルの出汁を使用。
さらに、ガス火で焼くため焼き上がりが早く、表面がパリパリに仕上がるという。

店長の大西さんに焼き方のコツを伺うと、「端に出ている生地を中にどんどん入れてもらって、たこ焼きを1個1個に、バラバラにしていくイメージで割ってください。端に出た生地を、回す前にまた中に入れていってもらえたら、1個1個がきれいに丸くなりやすい」とのことで、回すときも具を押し込みながら焼くのがコツだという。

全体がキツネ色になってきたところで大西さんが取り出したのは、「追い油」だ。

たこ焼きに直接かけるのではなく、油を鉄板とたこ焼きの間に入れることでカリっと揚がるという。また、たこ焼きを回しにくい時にも、少し油を差すと回りやすくなるそうだ。

作り始めて約10分、たこ焼きが完成した。
ソースを付けずに食べると、出汁の味わいが分かりやすいという。

さまざまな具材で楽しむ“タコパ”

タコ以外にもコーンやもちなど12種類の具材があるが、おすすめは、一口サイズの牛ロースにシソとチーズを加えた“牛シソチーズ焼き”。

店には地酒をはじめ、シャンパンやビールなどもあり、お店でたこ焼きパーティが楽しめる。

お客さんからは、「みんなでワイワイたこ焼きを焼きながら食べられるところ」「おいしい。つくるところがたのしい」「私、家でもあんまり焼いたことがなかったので、すごい楽しくて、意外と上手に丸められたって(友人に)褒めてもらったので、初めてなのに。ちょっとクセになっちゃいそう」などの声が聞かれた。

大西店長:
たぶん家でやれない具もあると思うんで、食べたことないやつを食べてもらったりとか、普段経験できないようなことを楽しんでもらいたい。

セルフ式たこ焼き店「puLpu」の営業時間は午前11時から午後11時までで、平日はランチメニューもある。

(高知さんさんテレビ)

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