京都の晩夏の伝統行事「千灯(せんとう)供養」が24日、京都市右京区の化野(あだしの)念仏寺で始まった。浴衣姿の参拝者らが石仏にろうそくをともして手を合わせ、無縁仏を供養した。
お寺のある化野は古来、遺体を葬る風葬の地で、一帯には無縁仏をまつる石仏や石塔が散らばっていた。明治半ばに地元住民らの協力で寺に集められ、供養が始まったという。
25日もあり、午後5時半から8時半まで受け付ける。問い合わせは化野念仏寺(075・861・2221)。(西崎啓太朗)
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