性別や人の目を気にすることなく子どもたちに「かわいい」ジュエリーを楽しんでもらう体験会が広島市で開かれました。その狙いとは?

キラキラとしたジュエリー。
1つ30万円するものもある本物の宝石ばかりですが、子どもたちは1日限定で思うままに身につけさせてもらいご満悦です。

【小学生】
「今何個入れたの?14個。光っているところがかっこよくて好きです」
【小学生】
Q:かっこいいものとかわいいものどっちが好き?
「中間。いい感じに組み合わせてどんなところでいい感じに使えるかなって」

「かわいいもの」が好きな夏休み中の幼稚園児と小学生が広島市西区に集まりました。
古くからある「かっこいい」は男の子「かわいい」は女の子といった既成概念に縛られず、自由な発想で本物の素晴らしさに触れてもおうという狙いです。

【体験会を企画 ジュエリーデザイナー・金山晴美さん】
「(性別によって)いじめにあったりこれをしちゃだめとかあったりするんですけど、そこを超えて『自分はこんなんなんだよ』キラキラが大好きなんだとか、そういうのをもっともっと発信していってもいいんじゃないかなと思います」

5年ほど前から国内外で真珠を身につける「パール男子」という言葉が誕生するなど、ジュエリーの需要は多様化しています。
保護者どうしも日頃の子育ての体験談を話し合い、貴重なコミュニケーションの場にもなったようでした。

【息子2人の保護者は
「あの子はこのキャラが好きなんだね、かわいいのが好きなんだね、キラキラが好きなんだねというのを、みんながフラットに見られるといいなと思いますね」

【3人きょうだいの末っ子が息子】
「(ジュエリーを)すごく自由に選んでもらって、実際にワークショップをしてもらっているので私もすごく嬉しいです」

性別と年齢に関係なく、子どもたちは本物のジュエリーの輝きに見惚れていました。

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