関川村の「大したもん蛇まつり」は、村に伝わる大蛇伝説をもとに毎年8月に行われ、祭りで使われる巨大なヘビは、村内の54の集落が協力して竹とわらで作ったもので、長さが82.8メートルあります。
この長さは、昭和42年8月28日に起き関川村などで大きな被害が出た「羽越水害」を忘れないようにと、水害の日付に合わせています。
25日は地元の中学生などおよそ500人が、重さが2トンあるという巨大なヘビを担ぎながら威勢のいい掛け声とともに、およそ6キロの道のりを練り歩きました。
沿道では大勢の見物客が見守り、巨大なヘビがうねりながら近づいてくると歓声を上げていました。
そして、ゴール地点近くで大蛇が何重にもとぐろを巻くと、見物に訪れた人たちが大蛇を取り囲んで記念撮影するなどしていました。
大蛇を担いだ関川村の中学生は「重かったけど、みんなと息を合わせて楽しかったです」と話していました。
また、新発田市から来たという女性は「巨大なヘビも祭りに参加している皆さんも迫力がすごくて、関川はいいところだなと感じました」と話していました。
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