23日、茶道の流派のひとつ、裏千家が茶を奉納する献茶式が福岡市の筥崎宮で行われました。
福岡市東区の筥崎宮で開かれた献茶式は、1年の平穏無事を祈願する行事で裏千家の門下生など約200人が参加しました。
式では、祝詞が奏上された後、裏千家の次期家元、丹心斎 千宗史若宗匠が濃茶と薄茶をたてて奉納しました。
献茶式は、約440年前の九州平定の際、博多を訪れた豊臣秀吉が千利休を京都から招き、箱崎で茶会を開いたのにちなみ毎年開かれています。
◆裏千家 古賀公子さん
「日本茶道が全国ならず、世界的に広まってほしいし、もっともっと若い方に日本伝統文化を身につけてほしいと思います」
境内は、厳かな雰囲気に包まれ、門下生は、次期家元の優雅な所作に見入っていました。
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