秋田県大館市が地元の酒造会社からの寄付金を活用して購入した公用車が26日、お披露目された。

大館市が新たに購入したのは、福祉部で使用する公用車2台。2024年1月に市内の酒造会社「北鹿(ほくしか)」から贈られた寄付金1000万円のうち、300万円を活用して購入した。

26日に市役所で車両の披露式が行われた。新たな車両は、福祉に関する相談や介護認定の調査などで各家庭を訪問する際に使われるという。

北鹿の岩谷正人社長は「会社が始まって80年ということで、何らかの形で地域に貢献できればと寄付をさせてもらった。ますます高齢化社会になっていくと思うので、うまく使ってもらえたらと思う」と話した。

市は、残りの寄付金700万円を活用して、市役所の駐車場にベンチと秋田犬の像を設置する予定。

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