松本総務大臣は、NHKのラジオ国際放送で中国籍の外部スタッフが尖閣諸島について「中国の領土である」と発言するなどした問題について「公共放送の使命に反し、遺憾だ」と述べました。

松本総務大臣
「今般の事案はこうした国際放送を担う公共放送としての使命に反するものであり、遺憾であります」

 さらに、松本大臣は「NHKに対して原因究明や再発防止策を着実に行うよう求めたい」と強調しました。

 この問題についてNHKは26日、謝罪放送を5分間行い、放送法の定めるNHKの国際番組基準に抵触していたとして「極めて深刻な事態であり、深くおわび申し上げます」と伝えました。

 今後は事前に録音して放送したり人工知能AIを活用したりするなど、事前チェックを強化するとしています。

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