仮設防護柵を設置した富士スバルライン4合目付近は片側通行となる(21日)=山梨県提供

山梨県は23日、富士山の山梨側の麓と5合目を結ぶ有料道路「富士スバルライン」を26日午前6時に全線開通させる予定だと発表した。9日の大雨で大量の土砂が流入した被災箇所を応急復旧し、一部を片側通行にして大型連休に間に合わせた。2023年より15日遅い全線開通となる。

当面の営業時間は午前6時から午後6時(下りは午後7時)まで。土砂流入があった4合目付近と2合目付近は片側通行規制をする。仮設防護柵による復旧のため、従来の雪崩注意報や雨量による通行規制に加え、大雨注意報が発令された場合も通行止めにするという。

通行料金は往復で普通車2100円、軽自動車1680円など。今夏のマイカー乗り入れ規制は23年より9日早い7月5日から9月10日までの68日間で調整している。

大量の流入土砂で埋まった富士スバルライン4合目付近(9日)=山梨県提供

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