岩手県内は8月27日夜、線状降水帯が発生して記録的な大雨となり、盛岡市では中津川の流域に一時避難指示が出されたほか、各地の住宅などに被害が出ています。
大雨で川が増水し被害が出ている盛岡市上米内の現在(8月28日午前11時40分過ぎ時点)の様子を井上智晶アナウンサーが中継でお伝えします。
井上智晶アナウンサー:
大雨から一夜明けた盛岡市上米内地区です。
私の後ろを流れる米内川は現在も濁った水が強い勢いで流れていて、あちらに見える橋の欄干には多くの流木がひっかかっています。
そして橋に続く道路は崩れ通れない状況となっています。
奥には数軒家が見えますが、床下浸水の被害があり朝から住民が泥をかき出す作業に追われていました。
市によりますとこの地区では複数の世帯の孤立が続いているということです。
付近の住民は27日夜、わずか1時間ほどで一気に水位が上がったと話していて、29日にかけても厳重な警戒が必要です。
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