北海道胆振地方の個人所有の池で死んだニシキゴイ数十匹がコイヘルペスウイルス病に感染していたことが8月29日分かりました。北海道内でコイヘルペスウイルス病の発生は2011年以来、13年ぶり4例目です。

 北海道の発表によりますと、胆振地方で個人で池を所有している男性が26日、「コイが死んでいるので検査してほしい」と北海道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場に届け出ました。

 さけます・内水面水産試験場が検査したところ、2日後の28日にコイヘルペスウイルス病の陽性が確認されました。


 この池には約60匹がいて、届け出る以前からニシキゴイが相次いで死んでいました。死んだニシキゴイは合計で数十匹に上ります。

 北海道内でコイヘルペスウイルス病が確認されたのは2011年以来13年ぶり、4回目です。前回は札幌市で確認されました。

 コイヘルペスウイルス病は持続的養殖生産確保法で特定疾病に指定されていて、北海道は近く、同じ池にいた残りのニシキゴイ数十匹を殺処分します。

 コイヘルペスウイルス病はマゴイやニシキゴイ以外の魚やヒトに感染しません。

 また、コイヘルペスウイルス病に感染したコイを食べても健康には全く影響がありません。

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