二酸化炭素を吸収する自動販売機を通じて地球温暖化を防ごうと、岩手県奥州市が大手飲料メーカーや自販機を運営する企業と連携協定を結びました。
8月29日は締結式が開かれ、奥州市の倉成淳市長と大手飲料メーカー「アサヒ飲料」の守谷弘幸常務、自動販売機を運営する「ミチノク」の住吉啓史社長が協定書を取り交わしました。
協定では二酸化炭素を吸収する「CO2を食べる自販機」を設置したりして奥州市が表明した「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」の達成に向け協力します。
この他、熱中症特別警戒アラートが発表された際の避難施設「クーリングシェルター」で体調不良の人に飲み物を提供するなど気候の変動に適応した取り組みも行います。
奥州市 倉成淳市長
「市民の皆さんが奥州市もカーボンニュートラルに向けて動いているんだなという認識を持ってくれればと思う」
「CO2を食べる自販機」を通じて地球温暖化対策に関する協定を結ぶのは国内で初めてということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。