埼玉県の「埼玉県こども動物自然公園」で、モモンガが舌を高速でペロペロと動かす姿がカメラに捉えられた。モモンガは高速でもブラシ状のベロでしっかりなめることができるという。
高速で蜂蜜水をペロペロ
埼玉・東松山市の「埼玉県こども動物自然公園」で撮影されたのは、一カ所に集まり、舌を高速でペロペロと動かす3匹のモモンガの姿だ。映像はもちろん、早送りではない。
この記事の画像(11枚)一体、何をしているのか?飼育員に聞くと…。
「給水ボトルに特製の蜂蜜水が入っているんですけど、そこに群がってペロペロとなめる、そういうことをしている状況です」
撮影されたのは、カンガルーやコアラの仲間のチビフクロモモンガ。その名の通り、体重は約10gと100円玉2枚分ほどの小さな体が特徴だ。
同じ展示場の中には100匹ほどいて、毎朝、数カ所に蜂蜜水を設置している。この日は3匹同時にペロペロしていたが、多いときには7匹ほど群がるという。
高速でも食べられる!便利な“ベロ”
それにしても、ちゃんと食べられているのか?
飼育員は、「野生では花の蜜や花粉、樹液、昆虫などを食べる動物。ベロの先がブラシ状になっていて、なめとるのに適した体の構造をしています」と説明する。
動物園では、くだものや昆虫も与えているが、主食である蜂蜜水が1番人気で、設置した途端に集まり“高速ペロペロ”が始まるという。
(「イット!」 8月26日放送より)
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