星野リゾートの温泉旅館ブランド「界(かい)」が、岐阜県の奥飛騨温泉郷に9月5日、オープンします。匠の技術も使われた贅沢な客室や会席料理など、こだわりが詰まっています。
客室は、飛騨の匠の技術「曲木(まげき)」を使っていて、ベッドを包み込むように壁が一面木のデザインとなっています。
奥には露天風呂があり、湯上がりで寝転がれるようになっています。
また、飛騨高山の伝統工芸「飛騨春慶(ひだしゅんけい)」など、地元の魅力を生かしたモダンな空間となっています。
「界 奥飛騨」のコンセプトは、「山岳温泉にめざめ飛騨デザインに寛ぐ宿」です。客室数は49、約6千500平方メートルの敷地内には、宿泊棟の外に自然を感じられる中庭やテラスなどもあります。
落ち着いた雰囲気の大浴場には、雪の回廊をイメージした露天風呂もあります。夜になると、頭上に満点の星空があらわれ、足を延ばしてゆったりとした時間が過ごせそうです。
標高1200メートルの中庭には、源泉が湧き出ていて、湯の川になっています。足湯もあり、北アルプスの山々を眺めながらのんびりと非日常を味わえる贅沢な時間を過ごせます。
夕食には、ご当地食材の特色を最大限にいかした会席料理が味わえます。
細かな霜降りが自慢の、飛騨牛を朴葉に包んで食べる「つと焼き」。
デザートには、まろやかでコクが強い飛騨の醤油を使ったみたらし餡をかけた「焼きマシュマロ」に、黒胡麻と竹すみのクランブルをかけたアイスクリーム。
星野リゾートの温泉旅館ブランドとしては国内24施設目となる「界 奥飛騨」ですが、奥飛騨に進出を決めた理由は、この場所に強いこだわりがあったということです。
「界 奥飛騨」須永隆介総支配人:
日本屈指の豊富な湯量と雄大な自然が強みとしてある。近くには上高地や高山市の古い町並みといった観光資源もありますので、星野リゾートとしても界ブランドとしても、外せない重要な場所。
「界 奥飛騨」は9月5日にオープンで、宿泊料は1人1泊3万1000円からです。
(東海テレビ)
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