実りの秋を前に、五穀豊穣を願う神事「早穂祭(はやほさい)」が4日朝、福岡市の神社で行われました。

毎年この時期に福岡市博多区の住吉神社で行われる「早穂祭」は、これまでの稲の成長に感謝し、豊かに実ることを祈る神事です。

まずはじめに、早乙女姿の巫女が今年6月に植えられ境内の神田で順調に育ったまだ青い稲を奉納用に刈り取りました。

◆住吉神社の巫女
「台風が来たけど、ちゃんと収穫できて良かったです」

◆住吉神社の巫女
「ちょっとでも元気に育ってくれて、たくさんお米ができたらいいなと思います」

今年は一部のスーパーなどで“令和の米騒動”とも呼ばれるコメの品薄が続いています。

ただ、今年の作柄を示すコメの作況指数は全国的に平年並み以上で、9月から徐々に新米が出回ることから、コメの品薄は次第に回復に向かうとみられています。

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