南海トラフ地震の発生が懸念される中、宮崎県都城市の上下水道局が、小学校と、断水を想定した災害対策訓練を行いました。
宮崎県都城市上下水道局が企画したこの訓練には、川東小学校の4年生35人と保護者が参加しました。児童は3つのグループに分かれ、断水時に使えるマンホールの上に設置される簡易トイレの使い方を体験。
Q.座り心地は?
(児童)「大丈夫」
給水車から非常用給水袋に水を汲む訓練では、およそ6キロの給水袋にベルトを通してリュックのように背負う方法などを学びました。
(児童)
「災害時は給水車が来て助けてくれるんだということがわかりました。」
「上下水道局の人の大変さや、水の大切さがわかりました。」
(都城市上下水道局 山崎裕太副主幹)
「災害が発生した時に困らないように、日頃からの備えをしていただくとともに、水の大切さをわかってもらえた良い訓練だったと思います。」
南海トラフ地震が発生した場合、都城市では震度6強の揺れが想定されていて、1カ月以上断水が続く恐れがあるということです。
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