8月の世界の平均気温が、2023年と並び、観測史上最も高かったことが分かりました。

EU(ヨーロッパ連合)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」によると、8月の世界の平均気温は16.82度で、2023年と並んで1940年以降最も高くなりました。

また、産業革命以前の基準とされる1850年から1900年の平均気温の推定値と、過去1年(2023年9月から24年8月)の平均気温を比較すると約1.64度高かったということです。

地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」では、産業革命前からの気温上昇を1.5度以内に抑える目標を掲げています。

コペルニクスの責任者は「2024年が観測史上最も暑い年になる可能性が高まっている」と警鐘を鳴らしています。

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