宮崎県の「宮崎市フェニックス自然動物園」で、除草作業をしていた飼育員の手をくちばしでつつくエミューの姿がカメラに捉えられた。飼育員は、草を抜く手が興味を引いたのではないかと話している。
飼育員の手をつつくエミュー 草抜く手に興味?
8月13日、「宮崎市フェニックス自然動物園」で除草作業をしていた飼育員が撮影したのは、手をつついてくるエミューの鋭いくちばしだ。
この記事の画像(10枚)飼育員 山田美波さん:
近くにいたエミューが一緒に草抜いてくれるのかなと思ったら、私の手をつつきにやってきた。
草を抜きたい飼育員といたずらをするエミューの“攻防戦”が繰り広げられた。
いたずらをしていたのはオスの「エミー」で、柵の下からのぞき込み、狙いを定めると「コンッコンッ」と勢いよく2回攻撃していた。
しかし、飼育員も負けじと草を抜き続ける。
すると、エミーは再び狙いを定め、2回連続で攻撃。これには飼育員もかなりダメージを受けたという。
山田さんはエミーの“コンコン攻撃”について……。
飼育員 山田美波さん:
あれ結構痛いんですよ、つままれて引っ張られる感覚なので、かなり痛いです(笑)。
山田さんによれば、エミーは普段人をつつくことはないという。
なぜ、この日はこんなにつついてきたのか?山田さんは、草を抜く手が興味を引いたのではないかと推測する。
飼育員 山田美波さん:
手が出てきたり出てこなかったりという作業をしていたので、この動きをする不思議な物は何だろう、という感じでつついたのだと思います。
15分にわたって繰り広げられた熱い戦いに勝ったのは、エミーだった。
飼育員 山田美波さん:
もう完全にエミーの勝利です。つままれてずっと痛かったので、しかもよけきれない。完敗です。
(「イット!」 9月2日放送より)
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