この催しは、十三湖のシジミにもっと親しんでもらおうと、地元の漁協や商工会などで作る実行委員会がことし初めて開いたものです。
湖の中にある島に設けられた会場には、地元・五所川原市や青森市などから親子連れなど250組、およそ1000人が集まりました。
参加した人たちは、湖の中の水深30センチほどのところに設けられた縦50メートル、横70メートルほどの専用の区画に入っていき、合図とともに一斉にシジミを拾い始めました。
この区画には7日までにおよそ2.5トンのシジミがまかれていて、集まった人たちは、1組当たり5キロまでシジミを持ち帰ることができるということで、湖の底の砂を手ですくっては、黒く光るシジミを次々と集めていました。
中には、特別に用意されたシジミが1キロ入った大きな袋を探し当てる人もいて、シジミ拾いを楽しんでいました。
弘前市から参加した中学2年生の女の子は「シジミが好きなので参加しました。手で砂をすくうのが大変でした。シジミ汁にして味わいたいです」と話していました。
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