老朽化に伴い建て替えられる岩手県盛岡市役所についてです。
4月24日に開かれた市の審議会で3つの候補地について利便性などの項目に沿って評価を行い、5月中にエリアを選定することが決まりました。
24日の審議会には学識経験者など委員11人が出席しました。
盛岡市内丸にある現在の市役所は老朽化により建て替えられる方針で、新庁舎を建設するエリアは内丸・盛岡駅西・盛南の3つが候補とされています。
24日の審議会ではエリアを選定するための評価方法が協議され、まちづくりへの影響や利便性・災害リスクのほか、敷地の配置・駐車場などの動線、それに事業費といった項目ごとに見極ていくことが確認されました。
審議会では5月17日の会議で各委員から項目に沿った評価が報告され、その後5月28日の会議でエリアを選定、8月上旬に市に答申することになりました。
新市庁舎整備審議会 倉原宗孝会長
「今の状況、今も大事にしたいですし、見えない未来の部分をどう描いていくか、それをどう評価項目に描いていくかが大事になってくると思う」
市では答申を受けた後に基本構想の案を作成し、市民から意見を募った上で2024年内に基本構想を固める方針です。
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