熊本市の路面電車・熊本市電に10年ぶりに導入される新型車両2400形が8日、西区の上熊本車庫でお披露目された。初の3両連接車両で、年内に2編成が運行を始める。
白と黒の配色の超低床車両。座席はすべてロングシートで、車いす・ベビーカー用のスペースも設けた。定員は従来の車両平均の1・5倍の112人。熊本市電では車両の老朽化やラッシュ時の「積み残し」が問題となっており、改善に期待がかかる。
この日のお披露目会は、台風10号の影響で1週間延期して開催。それでも親子連れや鉄道ファンらが大勢訪れ、写真を撮ったり、車内でシートの座り心地を確かめたりして楽しんでいた。見学を終えた子どもたちは「格好良かった」「早く乗ってみたい」などと話していた。【中村敦茂】
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