長崎市の幼稚園で低音の金管楽器「チューバ」のコンサートが開かれました。
単独の演奏会はめずらしく縁の下の力持ちともいうべきチューバの響きに子供たちは驚きの表情を見せていました。
低い音色で奏でるメロディー。
長崎市の幼稚園で開かれたチューバのコンサートです。
演奏したのは全国を旅しながら音楽の魅力を伝える東京が拠点のチューバの演奏家、本橋隼人さんです。
2023年1月から47都道府県を巡るチューバの旅を始め、長崎は41番目に訪れました。
子どもたちは、初めて見るチューバの大きさと奏でる低音に最初は少し驚いていましたが、慣れてくるとすっかり夢中に。
コンサートでは、幸せを願う黄色いチューバで童謡「ぞうさん」が演奏されました。
黄色いチューバはプラスチックで出来ていて通常の金属製のチューバよりも低い音が出るのが特徴です。
園児(女の子)
「楽しかった」「音がきれいだった」
園児(男の子)
「大きかったり(音が)低かった。実際に触って楽しかった」
本橋隼人さん
「子どもたちがチューバの音を聞いて笑顔になってくれることがすごく一番嬉しいので」「演奏してよかった」
子どもたちはチューバの魅力を感じ取っているようでした。
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