体験授業が行われたのは、二本松市にある「東和の布沢棚田」です。

この田んぼでは、子どもたちに食や農業の大切さを知ってもらおうと県が各地で行っている「田んぼの学校」の事業の一環で二本松市立東和小学校が1年を通じてコメ作りを体験しています。

13日は小学5年生37人が黄金色に実った田んぼで昔ながらの鎌を使う方法で稲刈りを行いました。

そして刈り取った稲を束ねて稲を干していきました。

「東和の布沢棚田」は国の「つなぐ棚田遺産」に認定されていて、ことし5月に子どもたちが田植えも行いました。

参加した小学5年生の女子児童は「農業の人たちも大変なお米作りをしていることがよく分かりました」と話していました。

布沢の環境を守る会の菅野正寿 代表(65)は「こんなに暑い稲刈りはかつてなかった。米作りを通して環境についても考え続けてほしい」と話していました。

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