宮城県白石市の高校では瓦について理解を深めてもらおうと、職人による出前授業が開かれ、生徒たちが粘土を使った鬼瓦づくりに挑戦しました。
白石市の白石工業高校で開かれた出前授業は、需要が減少傾向にある瓦について、若い世代にも理解を深めてもらおうと県瓦工事業組合が毎年行っているものです。
9月13日は建築科の1年生27人が参加しました。生徒たちは瓦の歴史や特徴などについて説明を受けた後、粘土を使った鬼瓦づくりに挑戦しました。
中村鬼瓦製造所 中村晃彦さん
「鬼の真ん中くらいに粘土を置いて、手のひらで押します」
生徒たちは型に入れた粘土を取り出して、15センチ四方の鬼瓦に思い思いの角をつけて仕上げていきました。
高校生
「難しかったが、思ったよりちゃんとできてよかった」
「瓦について興味があり、いつか学んでみたいと思っていたので、とても貴重な体験だった」
生徒たちがつくった鬼瓦は乾燥などを経て完成させた後、10月26日の文化祭で展示する予定だということです。
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