来年の大阪・関西万博に子供たちを無料で招待する事業について、実際に招待される中学生や高校生が話し合うイベントが行われました。
14日、大阪市内で開かれたイベントは、校外学習をよりよいものにしたいと考える有志の教師たちでつくる「おまかせホームルーム研究会」や、学校現場の課題を考える教師たちでつくる「School Voice Project」が主催。
現役の中高生たちや、教師たちが参加しました。
大阪府内の子どもたちを万博に無料で招待する事業は、多くの学校が参加を希望するなか、教育現場からは、引率の安全性について不安の声が相次いでいます。
イベントでは、実際に招待される中高生たちと、引率することになる教師たちが議論。
生徒たちからは、「万博そのものには行きたい」との声が多く聞かれましたが、「学校単位ではなく家族などと行きたい」との意見もありました。
【中学生】
「空飛ぶクルマとかの話を聞いて、自分自身すごい楽しみです」
【高校生】
「(学校単位で行くと)個人個人が興味関心があるところにいけないと思うので、学びを深められないのではないか。せっかくなのでじっくり観たいです」
イベントを主催した教師たちは、希望する時期に会場の下見ができることなどを求めて、大阪府議会に請願を出すことにしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。