秋の味覚 今後の見通し
秋の味覚として人気のサンマ。2024年は量も価格も安定しているようです。
札幌市中央区の一和鮮魚店では、9月12日も大サイズ1匹が150円で販売され安定した価格が続いているようです。
鮭の不漁が原因で品薄な「筋子」
一方、この秋の不安なのは「筋子」です。
鮭の不漁が原因で品薄となり、価格が高騰しています。
札幌市東区にある「一和鮮魚店」の木島和哉さんによりますと、9月12日の販売価格は100gあたり980円。
しかし、数量が少なく、10月初めから中旬にかけて日本海から届く鮭にも期待はできないとのことです。
おいしいマグロの見分け方とは?
秋の味覚 筋子が2024年は期待できない状況。
2024年秋の味覚の救世主になりそうなのが「マグロ」。
種類が豊富で、特に地中海産がおすすめだといいます。「値段も安く、脂がほんのりのった赤身で日本人の口に合います」と木島さんは話します。
木島さんによりますと、マグロを選ぶときはマグロの身にある線に注目したほうがいいと言います。
「線がきれいにまっすぐで等しい間隔になっているものが、良い中トロです。特に背トロという部分は、1匹のマグロから少ししか取れない、貴重な部分なんです」と教えてくれました。
マグロは大きく分けて、赤身、中トロ、大トロという3つの部分がありますが、なかでも「背トロ」は特においしいところです。
また、赤身の中にある「中落ち」と呼ばれる部分も木島さんのおすすめ。
「骨と骨の間の部分で、味がとても濃くておいしいんです。三角形の形をしていることが多いので、見た目で選ばれにくいですが、実はこの部分が一番おいしいんです」と話します。
形が四角い部分の方が見た目が良くて選ばれやすいですが、木島さんは「自分なら絶対にこの三角の部分を選びます」と言っています。
マグロの値段はお店によって違いますが、形よりもどこの部分かを見て選ぶと、お得でおいしいマグロが買えます。
ことしの秋は、ぜひおいしいマグロを楽しんでみてください!
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